コードの魔法 白か黒か? テトリス式奏法

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コードを沢山覚えれば、イイ音楽創れる?

「コードを沢山覚えたいんです」「何ヶ月で一通りのコードが覚えられますか?」「何回レッスンを受ければ終了ですか?」といったメールを、よくいただきます。

言語で言うと、早く語彙を増やして上手にアピールしたい、最短の時間で沢山しゃべれるようになりたい、みたいなことでしょうか。

いやいや、気持ちは分かりますが、音楽ってそんなインスタントなもんじゃないですよ。もっと大切なことがあるんだけど、というのが私の本音です。

しかし、ちょっと考えれば分かる話ですが、実際は1曲の中で使っているコードの数と、その曲を聴いて得られる「感動」は比例しません。

「へぇ〜こんなに沢山のコード知ってるんだ、こんなに沢山のコードを1曲の中で使ってるんだぁ」と聞き手を「感心」させたいのなら、それでもいいでしょう。しかし、そんな自己満足な音楽や演奏を聞かされるのは時間のムダであり苦痛ですね。

それよりも、たとえ最低限のボキャブラリーや指の動きであっても、心のこもった「うた」を私は創ってきましたし、そういった演奏を現在もしています。
ピアノ寺子屋の生徒さんたちにもそれを忘れないで欲しいと思います。

(そうやって曲を創ったり弾いてみたりしているうちに身についてきて、いつのまにか使えるコードが増えていた、という歩みが理想です)。

※もちろん事情は人それぞれ。バンドで色んな曲をコピーしなきゃならない等々、いろんな理由で皆さん問い合わせて来られます。それを突っぱねるつもりはありませんが。

しかし、【たとえ1つ2つのコードであろうと、素晴らしい曲は創れる】し、
【同じシンプルなコードであっても、演奏者によって心に届く素晴らしいものにもなるし、そうでないものにもなる(それは決して指がどれだけ動くか、といった機械的なことだけが理由じゃない)】ということ。

コードの語彙をオートメーション的に増やそうとする前に、そのことを確認して欲しいし、ずっと忘れないでいて欲しい。それが私の願いです。

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